【323本の映画から厳選】20代男子が選ぶおすすめ映画１０選！！
はじめに
今回は筆者である僕(20代男)が選んだベスト映画１０本をご紹介していきます。ご紹介しつつ、自分が面白いと感じる映画の傾向を把握していきたいと思います！
同じようなジャンルや展開が好きな方は、ぜひ参考にしてみてください！
今回は題名にもある通り、6年間で見てきた映画３２３本の中からベスト映画１０本を僭越(せんえつ)ながら選ばせていただきました。
どんな映画を見てきたかと大まかな視聴傾向は下記の記事をご覧ください！
▶【３２３本の映画から自己分析】6年間で見た映画について振り返る
どんな基準で選ばせてもらったかというと、もちろん第一に面白いと感じた作品(ストーリー、設定、脚本等)、且つ、人におススメしたいと思う度で選びました。中には有名映画もありますが、ご自身の好みと僕の好みの把握にご活用ください！
こんな方におすすめ
結果からになりますが、今回ご紹介する１０本、しいては３２３本の映画から筆者が面白いと感じる傾向を紹介します。
①脚本がしっかりしている映画
②実話を基にしたリアリティーがある映画
③胸が熱くなる映画
上記項目が当てはまる方は今回のこのベスト映画１０選も面白いと感じるはずです！ぜひ参考にしてみてください！
ではご紹介していきます！
ベスト映画１０選
もちろんネタバレなしでご紹介します！映画おススメ○○選の記事の中で”どんでん返しが…”とか、”衝撃のラスト…”とかありますが、そう言われると、身構えて０％→１００％で映画を楽しめないので僕の映画紹介では上記文言を排除しています！(もちろんどんでん返し系映画は好きなのでご紹介したい気持ちも山々で、キャッチ―な文言で伝わりやすいのですが…ここではなしで！)
1．ライフ・オブ・デビッド・ゲイル
●死刑冤罪をテーマにしたサスペンス映画
ライフ・オブ・デビッド・ゲイル(2003年)は、死刑冤罪をテーマにした映画。ケヴィン・スぺイシ―演じる元大学教授のデビッド・ゲイルが、元同僚の女性コンスタンスをレイプ・殺害した容疑で死刑宣告を受ける。が、新聞記者であるビッツィーはゲイルから事件についてヒアリング、そして捜査していくうちに、冤罪ではないかと考え始める…
個人的評価：☆４.２
死刑×サスペンスは、はっきり言って見るのに気力が必要だと思います。それを押しのけてご紹介したいほど面白い映画です。時間軸を交互に見ることで、新聞記者と共に真相に迫っていく感じがしてさらに拍車がかかり面白いです！
2．グッドウィルハンティング/旅立ち
●天才少年と教授のヒューマンドラマ
グッド･ウィル･ハンティング／旅立ち(1997年)は、天才的な頭脳を持った青年と心理学者との心の交流を描いたヒューマンドラマです。天才青年を演じるのは若き日のマッド・デイモン、心理学者を演じるのは今は亡きロビン・ウィリアムズです。それぞれ心に傷を持っているが、打ち解けあうことで共に成長していく…
個人的評価：☆４.8
文句なしに人類皆に見てほしい映画です。実はこの映画は、当時無名だったマッド・デイモン本人と助演のベン・アフレック(アルマゲドンで有名な)が脚本を書いているのです！この２人が演じる最後のシーンは僕の映画人生の中で最も好きなシーンの１つです！
3．ガタカ
●遺伝子がすべてを支配するSF映画
ガタカ(1997年)は、遺伝子至上主義である近未来の世界をテーマにしたSF映画。精子と卵子の状態から遺伝子操作をされ、生まれてくる子供の能力(身体能力・学力・健康・寿命等)はすべて管理ができる時代。この操作を行って生まれた人は「適正者」、行っておらず自然妊娠で生まれた人は「不適正者」と呼ばれ、その間には科学的にも能力的にも身分的にも大きな差がある…主人公であるヴィンセント（イーサン・ホーク）は「不適正者」だが、彼には秘密があった…
個人的評価：☆ ４.9
脚本・設定・ストーリーどれをとってもSF映画の中で上位に来るぐらい面白い映画ではないでしょうか？人としての倫理観を消した超合理的世界(遺伝子至上主義)の中でのヴィンセントの行動は、今の世の中に必要なことではないでしょうか？見たことある方は▶映画【ガタカ】感想・ネタばれ / 努力と夢で遺伝子を凌駕するをご覧ください。
4．真実の行方
●ストーリーと演技に脱帽するサスペンス映画
真実の行方(1996年)は、リチャード・ギア演じる敏腕弁護士が、大司教が惨殺された事件の容疑者である19歳の青年アーロン(エドワード・ノートン)を弁護しながら事件の真相に迫っていくサスペンス映画。アローンが語るこの事件の ”真実の行方” はどこに…？
個人的評価：☆４.３
この映画は1993年出版のウィリアム・ディールの小説を実写化しただけあり、脚本やストーリーは文句なしのピカイチ！しかしこの脚本を映画にできたのは19歳の青年アーロンを演じたエドワード・ノートンの功と言っても過言ではありません。はっきり言ってこんな演技できる人が世界中にいたら騙し・騙されて戦争だらけになっています、きっと(笑)。真実の行方をぜひ自分の目で確かめてください…！
5．キャスト・アウェイ
●激ヤセしたトム・ハンクスとバレーボールの友情のお話
キャスト・アウェイ(2000年)は、激ヤセしたトム・ハンクスとバレーボールのウィルソンの友情を描くストーリー…はふざけすぎましたね。改めて、トム・ハンクス演じる輸送会社のシステムエンジニアのチャックが、旅客機の墜落事故に巻き込まれて名もなき無人島に漂流してしまい、そこから脱出を試みていくアドベンチャー要素の強い映画です。トム・ハンクスの役作りとほぼ一人で映画を進める演技力に注目ください！
個人的評価：☆４.5
絶対にないとは言い切れない事故(遭難事故)を、最高の演技力を持った名優トム・ハンクスで再現した映画です。自分だったらどうしているだろうか…チャックはどういった思いで過ごしていただろうか…と絶対に自分はそんな状況にならないと思うけどもしそうだったら…と考えてしまう映画です。
6．十二人の怒れる男
●これこそ議論！会議室で進んでいく推量
十二人の怒れる男(1957年)は、１２人の陪審員の男たちが、１７歳の少年が起こしたとされる殺人事件に対する評決を会議室で議論していくサスペンス映画。この事件は誰が見ても有罪と思われたため、すぐに評決に達すると思いきや、１回目の投票でただひとり、陪審員８番が無罪を主張する…
個人的評価：☆４.3
白黒映画を嫌厭している方はいるかと思います。しかし、映像美だけが映画じゃないと考えている人にはぜひこの映画をおすすめしたいです！会議室だけで進んでいくストーリーは一見すると退屈に見えますが、この１２人の俳優が繰り広げる推量・推察・考察を見てからは結論が一変すると思います！
7．パーフェクトワールド
●逃走犯と少年を描いたロードムービー
パーフェクト・ワールド(1993年)は、クリント・イーストウッドが主演兼監督、ケビン・コスナーがW主演している映画。ケビン・コスナー演じるブッチが8歳の少年を人質にとって逃避行を続ける脱獄囚を描いたロードムービー。
個人的評価：☆４.6
イーストウッド監督の作品で、グラントリノを差し置いて好きな作品です。脱獄犯であるブッチと８歳の少年フィリップの関係性が徐々に変わって、お互いの心に温かみが生まれていくシーンは何度も見たいシーンの１つです。
8．シンドラーのリスト
●忘れてはいけない記憶と記録
シンドラーのリスト(1993年)は、第二次世界大戦時のナチスによるユダヤ人の組織的大量虐殺がドイツ占領地で進む中、ドイツ人実業家のシンドラーが1100人以上ものユダヤ人を、自分の会社員(労働力)して必要だという名目で収容所送りを阻み、多くの命を救ったという実話を基にした映画。
個人的評価：☆４.３
これが実話であることに、戦争の醜さと悲惨さを知る。しかしその中で正しいことをそのまま実行できる人がいたことを現代に生きる僕らに届けてくれたスピルバーグ監督に感謝申し上げます。独特な演出がかなり印象的です。戦争の屍の上に生きている現代の人は、一生のうちに見るべき映画です。
9．遠い空の向こうに
●自分の夢を貫き通す大切さを教えてくれる映画
遠い空の向こうに(1999年)は、1957年ソ連から打ち上げられた人類初の人工衛星を見た小さな炭坑の町の高校生4人がロケット作りに挑戦する映画。閉鎖的な当時の小さい街ではロケットなんて…と家族や友人と衝突してしまう。しかし自分の夢に挑戦し続ける少年たちの成長を描く映画。しかも実話…です！
個人的評価：☆４.３
どうせ無理だ…とか自分に自信がない人とかに見てほしい映画ですね。学業や仕事に行き詰まったり、なんとなく元気がないときに見ると元気と感動を貰えます！いつまでも挑戦し続ける人でありたいと思える映画です。僕はバスのシーンが最高に好きです！
10．シックス・センス
●第六感…それは目に見えない不思議な力…
シックス・センス(1999年)は、ブルース・ウィルス演じる精神科医のマルコムは、かつて担当していた患者から銃で打たれてしまう。回復した彼は、複雑な症状を抱えた少年･コールの精神科医の担当になったが、コールは常人には無い特殊な"第6感つまりシックスセンス"、死者を見る事ができる能力を持っていた…
個人的評価：☆４.８
心霊系の映画は＝ホラーというのが定説(てかそれしかない)だけどこの映画はまた一味違います。これ以上はネタバレになるので言えませんが、ストーリー構成がしっかりしていて見ごたえのある映画です！
おまけ2選
この２つの映画は完全に僕の趣味です。上記ラインナップを見て、僕の趣味嗜好に似ているようなら勇気を出して見てみてください。責任は取りませんが…(笑)
1．不思議惑星キン・ザ・ザ
●シュールとはこの映画を表すための言葉
不思議惑星キン・ザ・ザ(1986年)は、ロシアで制作されたSF映画。以下、Filmarksのあらすじを記述しますが…
モスクワ、冬。技師マシコフは帰宅するなり妻に「マカロニを買ってきてくれ」と頼まれ外出する。街角で地方出身らしいバイオリンを抱えた青年に「あそこに自分のことを異星人だという男がいる」と声をかけられて、関わるのは面倒だから警察に、と提案するが「裸足で寒そうだから」という青年に付き合って、その怪しい男と言葉を交わす。自称異星人は「この星のクロスナンバーか座標を教えてくれ」と尋ねるが、まっとうなソ連市民であるマシコフはそんな虚言を信じないで、男の手の中にあった〈空間移動装置〉を押してしまう。瞬間、マシコフと青年は砂漠のど真ん中にワープしてしまった！
-Filmarks あらすじより-
個人的評価：☆４.５
はっきり言ってこの映画は、何を目的に…？って感じです。しかしそれを凌駕する人を引き付ける魅力があるのも確かです…見終わった後はみんなで ”クー” を…
2．スキャナーズ
●CG無し！超能力者たちの戦い
スキャナーズ(1980年)は、スキャナーズと言われる超能力者達の闘いを描いたSFホラー映画。CGを一切使わず(技術がない時代)、特殊メイクだけで強烈なシーンが描かれている。クローネンバーグの出世作としても知られている。
個人的評価：☆４.0
CGがまだない時代に作られていますが、十分迫力のあるシーンが満載です。設定が自分好みで且つ、ある意味リアルに作られているので好きな作品です。
最後に
以上が20代男子である筆者が選ぶおすすめ映画１０選＋２選(おまけ)でした！気になる映画はありましたか？見たことある映画もこれを機に、見返してみるのはいかがでしょうか！
他にも様々な映画をご紹介できればと思います！
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では！
